2008年8月アーカイブ

 ダミアン神父ははベルギー人のカトリック司祭であり、ハワイで当時誰も顧みなかったハンセン病患者たちのケアに生涯をささげ、自らもハンセン病で命を落とした。
 1995年にカトリック教会の福者に列せられた。ハンセン病患者、HIV感染者およびハワイの守護者とされている。
 2009年10月11日に聖人に列されることがローマ法王ベネディクト16世から発表された。

ダミアン神父 (wikipedia日本版)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%B3%E7%A5%9E%E7%88%B6

 このダミアン神父を治療した日本人医師に、後藤昌直(二代目後藤昌文)がいる。後藤昌文、その子後藤昌直は、明治時代にハンセン病の治療を精力的に行ったが、現在歴史から忘れ去られている。

後藤昌文
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E8%97%A4%E6%98%8C%E6%96%87
後藤昌直
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E8%97%A4%E6%98%8C%E7%9B%B4


Masanao Goto (Hawaii Medical Library)
http://hml.org/mmhc/mdindex/goto.html

後藤昌文・昌直父子の事績を追って (オノーレ研究所:山口順子様記事) 
http://imagetext-essay.blogspot.com/2006/05/blog-post_06.html


 後藤昌直はダミアン神父の治療にあたり、ダミアン神父のハンセン病は一時的に軽快した。漢方及び温浴の後藤式施療が奏効したと考えられる。ダミアン神父は後藤医師に深く信頼しており、「私は欧米の医師を全く信用していない。後藤医師に治療して貰いたいのだ」との言葉を残している(上述ハワイ医学図書館記載参照)。
"I have not the slightest confidence in our American and European doctors to stay my leprosy, I wish to be treated by Dr. Masanao Goto."

 New York TImesに掲載されたダミアン神父の追悼記事にも、後藤の治療の記載がある。

THE LEPERS OF MOLOKAI.
http://query.nytimes.com/gst/abstract.html?res=9C00E7D61E38E533A25755C2A9639C94689FD7CF


 後藤親子がハンセン病治療に果たした役割について、今後本ブログ記事で記載していきたい。


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