2010/3/24より、ついにちいばすが運行開始となります。
港南図書館で、路線図の掲載されたパンフレットを配布しています。

フジエキスプレスの、ちいばす説明はこちら。

http://www.fujikyu.co.jp/express/community/map/

広報みなと特集号はこちら。

http://www.city.minato.tokyo.jp/koho/2010/km100221_tokushu/index.html

路線図PDFはこちら。

http://www.city.minato.tokyo.jp/koho/2010/km100221_tokushu/rosenzu.pdf

シティタワー品川玄関正面にバス停ができましたね。
バス停名称は新港南橋です。

http://www.fujikyu.co.jp/express/community/timetable/index11.html

品川駅行きは12, 32, 52分発。品川駅終点のバス停はコクヨ前。
田町駅行きは4, 24, 44分発。田町駅まで29分と時間かかりすぎ。

ですが、利用したいと思います。


新型インフルエンザのマスク着用に関する蘊蓄を。

マスクを過信するのは危険です。
「マスクで予防」過信は禁物 ウイルス、髪や服にも
http://www.asahi.com/national/update/0521/TKY200905200388.html

CDCは以下のように推奨しています。

Very little is known about the benefits of wearing face masks to help
control the spread of flu. Whenever possible, instead of relying on
face masks, try avoiding close contact and crowded
conditions―particularly if swine flu reaches pandemic status.

エビデンスはありませんが、マスク意味なしと結論づけるのは
厳密なrandomized studyを行わないと検証できません。

日本だけがマスク着用しているということで、
世界から奇異の目で見られているようです。

新型インフルエンザ対策をアメリカ人が爆笑する理由
http://news.livedoor.com/article/detail/4161298/

が、かつて1918年のスペイン風邪大流行の際には、
世界中でマスク着用がされていました。サンフランシスコ
では、1918年10月に条例で義務づけられてました。
かのリーバイス社も、会社でマスクを大量生産し、寄付して
いたとの記載もあります。

http://www.youtube.com/watch?v=sHK3oWpD5ZI
http://www.archives.gov/exhibits/influenza-epidemic/records-list.html

今の阪神の光景と同じですね。

日本でも1918年には、黒いマスクが着用されていました。

検証 スペインインフルエンザ 患者は戸板で「避病院」へ 「黒いマスク」でしのぐ人も
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/flu2007/pi...
「黒いマスク」・・スペイン風邪・・の証言が出来るのは、世界唯一・・・この私だけでしょう!!。
http://blogs.yahoo.co.jp/shiinomi100/51863351.html
黒いマスク
http://www.tpa-kitatama.jp/museum/museum_06.html

我々は、過去のインフルエンザ流行の歴史に学ぶべきです。

NEJMでは、過去のインフルエンザに学ぶ、考古疫学と
いうべき論文が発表されています。以下のページに
日本語訳もありますので、是非。

archeo-epidemiologic に考える。
http://georgebest1969.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/archeo-epidemio.html
よくまとまっています。

Swine influenza A (H1N1) Outbreak in US & Mexico: Potential for a Pandemic
http://www.pitt.edu/~super1/lecture/lec34601/index.htm
神戸大岩田健太郎先生訳。

Outbreak of Swine-Origin Influenza A (H1N1) Virus Infection --- Mexico, March--April 2009
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm58d0430a2.htm

ブタ由来のインフルエンザA(H1N1)ウイルス感染ア
ウトブレイク メキシコ 2009年3?4月

3月と4月上旬、メキシコにおいて呼吸器疾患アウトブレイク
があり、国内数カ所においてインフルエンザ様疾患(ILI)の
報告が増加した。4月12日、疫学部門長(DGE)がILI
のアウトブイレクがベラクルス州の小区域でおきていることをパン
アメリカン保健機関(PAHO)に報告した。これは国際保健規約
に基づくものである。4月17日、Oaxaca州におけ
る非定型肺炎の症例がおき、メキシコ全体でのサーベイランスの段
階を引き上げるに至った。4月23日、重症呼吸器疾患の
いくつかの症例で、ブタ由来のインフルエンザA(H1N1)
ウイルス(S-OIV0)感染が確認され、これはPAHOにも報
告された。シークエンス文責により、患者はカリフォルニアに住む
二人の小児から同定されたものと同一のS-OIV株に感染してい
る事が分かった。本報告は初期から現在に続くメキシコにおける
S-OIVアウトブレイク調査に関するものである。

サーベイランスの強化

4月17日、呼吸器疾患報告の増加に呼応して、DGEはイ
ンフルエンザ監視団体や病院に全国的に警告を発した(表1)。警
告では、病院は重症呼吸器疾患を全例報告するよう求め、呼吸器検
体をオンセットから72時間以内に採取するよう薦めてい
た。4月18日、DGEのスタッフは全国21病
院を訪問し、明らかな疾患の増加を確認した。
S-OIVは4月23日に検査室で確認され、DGE
は症例定義を定めた。疑い例(suspected case)は発熱、咳、
呼吸苦を伴う重症呼吸器疾患と定義された。推定例(probable
case)は疑い例の検体がインフルエンザA陽性となった場合と
定義された。確定例(confirmed case)は推定例で、S-
OIVがRT-PCRにて陽性になった場合と定義された。担当者は
3月1日以降の後ろ向き、前向きのデータをこれらの定義に当
てはまるケースに行った。
3月1日から4月30日までに、1918
の疑い例が報告された。そのうち286例は推定例で、97
は確定例だった(図1)。ぜんぶで84の死亡例が報告され
た。その多くは入院患者で、病院にてサーベイランスが集中してい
ることを反映していた。しかし、DGEはILI患者の季節
性インフルエンザのルーチンサーベイランスの部署からの報告も受
けていた。1069の疑い、推定例で情報が入手可能なもののう
ち、755例は入院患者で、のこりの314は外来や救急部
にて調べられたものであった。疑い、推定例はメキシコ連邦の31
全ての州から報告された。そのうち、Federal district (213
)、Guanajuato(141)、Aguascalientes(93)、Durango(77)
の4地域が最も多かった。他の州では、疑い、推定例は2?46
例のあいだであった。疑い、推定例は全ての年齢層から見出され
た。メキシコでは、季節性インフルエンザは全国の外来施設のネッ
トワークにてモニターされている。51のインフルエンザA
陽性検体が6つの州から1月4日から3月11
日の間にサーベイランスネットワークから収集された。全ての検体はCDC
でおこなわれた検査でS-OIV陰性であった。

S-OIV感染確定例

4月30日までに、DGEサーベイランス活動で
は、重症呼吸器疾患に注目し、97例の検査確定例(S-OIV
感染)を見つけ出した。そのうち7例は死亡例であっ
た。97例のうち、最初の症例ではオンセットは3月
17日で、最新のものではオンセットは4月26日であっ
た。検査室では97例のうち、最新のもの73例は4月29
日夕刻に報告を受けたものであった。これら73例の臨床情報
の収集は今やっているところである。24例での患者背景や臨
床情報が得られたもののうち、20例(83%)は入院患者、3
例は外来で診察を受けており、1人は医療の提供を受けていな
い患者であった。患者は1歳未満から59歳まで
で、79%は5歳から59歳までの範囲に収まった
(表2)。15人(62%)は女性であった。確定例は
4州で見つかっている。Federal district (15例)、メキシコ州(7
例)、ベラクルス州(1例)、Oaxaca州(1例)
である。死亡例7例では、6例がFederal district
でおき、1例はOaxaca州であった。
完全な診療録がある16患者のなかで、15例では発熱
があり、13例で咳嗽があった、10例では頻呼吸があった。9
例では呼吸苦を認めた。加えて、16患者のうち7人では
嘔吐か下痢を訴えた。その7例のうち、2人は嘔吐の
み、2人は下痢のみ、3人は両方であった。16例
中8人はICUに入院し、そのうち7例では人工呼吸
器装着を必要とした。6例はARDSを発症して後に亡く
なった。15患者中12例ではレントゲンの記録があり、
肺炎を認めた。16患者のうち3例では基礎疾患があっ
た。入院から死亡までの日数については6患者について情報が
あり、1?18日であった。中央値は9日。

予防と管理法

4月24日、Council for General Hygieneはメ
キシコ共和国大統領と会合を開き、Federal Districtとメキ
シコ市のメトロポリタン地域の全ての学校を休校とした。行き来す
る航空機乗客にはアウトブレイクの情報が提供され、もしILI
の症状が出たらすぐに受診するよう薦められた。他にも、1)教
育、これは咳エチケットなどをマスコミを介して行うことを含む、
2)マスクやアルコール手消毒剤をくばる、3)集団を避けること
が推奨され、これは協会に行くことや劇場、サッカー観戦を含んで
いる、などがおこなわれた。4月25日、疑い例の自宅隔
離が命令され、全国の学校が休校となった。
UpToDate、西伊豆 仲田和正先生訳。

新型インフルエンザ(swine H1N1 influenza A)の疫学、臨床症状と診断
Epidemiology, clinical manifestations, and diagnosis of swine H1N1 influenza A

http://www.utdol.com/home/content/topic.do?topicKey=pulm_inf/18836

要点

1.2009年3月下旬から4月初旬にかけて、swine H1N1 influenza A virus 
感染がメキシコで発見され続いて米国を含む数カ国で観察された。

2.2009年春のアウトブレイクは以前ブタやヒトでは見られなかった
H1N1ウイルスであり、ブタ、ヒト、トリ株の遺伝子の寄せ集め(genetic
assortment)でありその起源は不明である。

3.インフルエンザウイルスはくしゃみや咳により大粒子エアロゾール
(large-particle aerosols)で、或いは呼吸器分泌物の付着した表面
に接触することにより感染する。⇒マスク、手袋、手洗いが有効!

4.発症1日前から解熱するまで感染力がある。発症後7日間感染力が
あると考えよ。

5.潜伏期は解明されていないが、1日から7日、おそらく1日から4日と
思われる。

6.感染防御、隔離は感染拡大阻止に有用である。

7.臨床症状:一般のインフルエンザと同様である。発熱、頭痛、咳、
咽頭痛、筋肉痛、悪寒、疲労感である。2009年アウトブレイクでは
急速に進行する肺炎、呼吸不全、ARDSも報告された。

8.診断:診断確定はreal time reverse-transcriptase PCR
(インフルエンザA,B,H1,H3に対して行う)またはビールス培養による。
米国内ではCDC(Centers for Disease Control and Prevention)
で確定された。

9.商業用インフルエンザA,B迅速テストで、「B」であった場合、
swine H1N1 influenza Aは否定できる。「A」であった場合、
このswine H1N1 influenzaの可能性がある。
しかし迅速テストのswine H1N1 influenzaに対する感度、特異度は
不明であるので、陰性であってもこれを否定できない。

10.Swine H1N1 influenzaを疑ったら直ちに鼻咽頭スワブを採取し
3mlの運搬用溶媒(viral transport media)を含むバイアルに入れる。
検体は直ちに氷(摂氏4度)あるいは冷凍してラボに送る。
ラボでは4度の冷蔵庫かマイナス70度のフリーザーで保管する。
マイナス70度のフリーザーがない場合は冷凍でも良いが1週間以内とせよ。
検体のセンターへの輸送はドライアイスに乗せて行う。
豚インフルエンザ: 世界的大流行に備える
Swine Influenza: Prepare for a pandemic

 米国CDCがパンデミック危険レベルをフェイズ5に引き上げました。

フェイズの定義
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/phase/en/index.html
CDC豚インフルエンザ情報
http://www.cdc.gov/swineflu/

 日本厚生労働省も、新型インフルエンザ(豚インフルエンザH1N1)の
症例定義と届け出様式を公表しています。
http://www-bm.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090429-03.html

 全世界の発症患者マップはこちら。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF&msa=0&msid=109496610648025582911.0004686892fbefe515012&z=1

 うがい・手洗いを励行しましょう。日本で流行した場合、マスク着用、
不必要な外出を避けましょう。食料を備蓄しましょう。

農林水産省家庭用食料品備蓄ガイド
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/pdf/gaido.pdf


 ダミアン神父ははベルギー人のカトリック司祭であり、ハワイで当時誰も顧みなかったハンセン病患者たちのケアに生涯をささげ、自らもハンセン病で命を落とした。
 1995年にカトリック教会の福者に列せられた。ハンセン病患者、HIV感染者およびハワイの守護者とされている。
 2009年10月11日に聖人に列されることがローマ法王ベネディクト16世から発表された。

ダミアン神父 (wikipedia日本版)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%B3%E7%A5%9E%E7%88%B6

 このダミアン神父を治療した日本人医師に、後藤昌直(二代目後藤昌文)がいる。後藤昌文、その子後藤昌直は、明治時代にハンセン病の治療を精力的に行ったが、現在歴史から忘れ去られている。

後藤昌文
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E8%97%A4%E6%98%8C%E6%96%87
後藤昌直
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E8%97%A4%E6%98%8C%E7%9B%B4


Masanao Goto (Hawaii Medical Library)
http://hml.org/mmhc/mdindex/goto.html

後藤昌文・昌直父子の事績を追って (オノーレ研究所:山口順子様記事) 
http://imagetext-essay.blogspot.com/2006/05/blog-post_06.html


 後藤昌直はダミアン神父の治療にあたり、ダミアン神父のハンセン病は一時的に軽快した。漢方及び温浴の後藤式施療が奏効したと考えられる。ダミアン神父は後藤医師に深く信頼しており、「私は欧米の医師を全く信用していない。後藤医師に治療して貰いたいのだ」との言葉を残している(上述ハワイ医学図書館記載参照)。
"I have not the slightest confidence in our American and European doctors to stay my leprosy, I wish to be treated by Dr. Masanao Goto."

 New York TImesに掲載されたダミアン神父の追悼記事にも、後藤の治療の記載がある。

THE LEPERS OF MOLOKAI.
http://query.nytimes.com/gst/abstract.html?res=9C00E7D61E38E533A25755C2A9639C94689FD7CF


 後藤親子がハンセン病治療に果たした役割について、今後本ブログ記事で記載していきたい。